品質保証の仕事

食品安全における国際規格の認証を取得

品質保証の仕事は、食品の安全のための「仕組み」をつくり、運用しつづけることです。その一環として、菰野工場にて食品安全マネジメントシステムの国際規格である「FSSC22000」の認証を取得しました。具体的には、製造工程ごとに異物が混入するリスクなどを洗い出し、万が一起きたときの対応マニュアルや災害時のマニュアルを整備するなど多岐にわたる項目に応えながら生産体制を整えていきました。２度の審査を経て、ようやく認証されたときは嬉しかったですね。また、取引先のお客さま独自の監査もあるのですが、高得点をいただき「安心してまかせられます」と言っていただけたときはとても満たされた気持ちになりました。

ものづくりを支えている実感がある

食品安全は、ルールやマニュアルをつくっただけでは達成できません。工場で働く人たちの協力があってはじめて成り立つものです。私は新人教育も担当し、食品工場で働く者としてのマインドからお伝えし、また、働く人たちの健康面にも留意しながら、ハードとソフトの両面から食品安全を守ることに努めています。日々、ものづくりを支えているという実感が何よりのやりがいで、店頭で見かける商品は愛おしく、つい売れ行きをチェックしてしまいます。私自身もまだまだ学ぶことが多く、毎日が成長の機会です。より多くのお客さまのご要望にお応えできるように力をつけていきたいです。

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