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WORK &
COLLEAGUES
先輩が紹介する職種紹介

品質管理

商品の品質を守る
「最後の砦」です。

入間工場生産部 品質管理課
菊池 Kikuchi
2016年 入社

大学で細菌について学ぶなかで品質管理の仕事を知り興味を持つ。大手コンビニエンスストアのアルバイトで中食に将来性を感じ、甘いものが好きでプレミアムロールケーキの裏面に書いてあったコスモフーズに目が留まり、ホームページから問い合わせて入社に至る。

点検だけでなく品質を守る仕組みづくりも

品質管理とは、文字通り生産している商品の品質を管理すること。毎日、商品を回収して菌の数を調べたり、環境を点検したりしながら不具合がないかを確認するのはもちろん、手元が見やすいように現場の光量を調整することも、より安全な商品をつくるためにルールを決めて守ってもらえるように働きかけることも品質管理の役割です。現場には外国の方も、派遣で1日だけ勤務する方もいます。誰が見ても理解し、誰が行っても同じ品質になるような仕組みづくりを心がけています。

「彩の国HACCP(ハサップ)」の導入にも貢献

「HACCP※」とは、食品を製造する際に安全を確保するための管理手法のことで、コスモフーズでは埼玉県独自の「彩の国HACCP」を導入。品質管理ではその旗振り役を担いました。講習会へ参加し、保健所との相談を重ねながらようやく仕組みをつくりあげ、社員の名刺に「彩の国HACCP認証」の文字が入ったときは大きな達成感を感じました。とはいえHACCPはそのルールが現場へ浸透し習慣化されてからこそ価値を発揮するもの。現場のスタッフが取り組みやすいよう、工場の「最後の砦」として従業員の皆さんをバックアップしていきたいと思います。

※「HACCP(危害分析重要管理点)」とは「Hazard」「Analysis」「Critical」「Control」「Point」の頭文字をとった略語。食品を製造する際に安全を確保するための管理手法のことを言う。食品の製造・出荷の工程でどの段階で微生物や異物混入が起きやすいかという危害をあらかじめ予測・分析し、被害を未然に防ぐ方法として注目される。もともとは1960年代、宇宙食などの食品の安全性を確保するためにNASA(アメリカ航空宇宙局)を含むアメリカの各機関によって構想されたもの。1973年にアメリカ食品医薬品局(FDA)が缶詰食品の製造基準として取り入れたのをきっかけに普及され始めた。

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